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報告書 財政援助団体等監査結果報告書【監査委員事務局】 | 出雲市

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Academic year: 2018

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(1)

監 査 第 122 号 平成26年(2014)2月17日

出 雲 市 長

出雲市議会議長

出雲市監査委員

出雲市監査委員

出雲市監査委員

財政援助団体等監査の結果について(報告)

(2)

第 1

監査の対象

一般財団法人 出雲市都市公社 及び 出雲市財政部 管財契約課

① 平成24年度(2012)事業の運営状況 ② 平成24年度(2012)事業の経理状況

第2

監査の実施期間

平成25年(2013)12月3日から平成26年(2014)1月29日まで

第3

監査の方法

今回の監査は、あらかじめ一般財団法人出雲市都市公社から決算書及び附属書類 等、財政部管財契約課から出資に関する資料の提出を求め、これらを審査するとと もに、関係職員に対する事情聴取等を行うなどの方法により実施した。

第4

監査の結果

事前に提出された監査資料や関係諸帳簿を見る中で、記載誤りなど一部において 不備な部分が見受けられた。また、事務処理については概ね良好であったが、いく つか見直しや検討の必要な部分があった。

なお、監査委員としての要望事項は次のとおりである。

〔一般財団法人 出雲市都市公社への要望〕 1.役員構成について

役員は、理事長、常務理事及び5 人の理事のうちの4 人が市職員であり、受託業 務などは市から市への委託と言えなくもない。一般財団法人として、また市民に開 かれた公社として、この際役員構成について検討されたい。

2.霊園事業について

霊園管理は終わりの見えない事業である。その間、区画利用者(名義人)の相続 等の承継確認の遺漏や県外在住者の居所不明などによって、区画利用者が把握でき なくなることを危惧している。それらは維持管理料が予算どおり収入できなくなる ことを意味し、滞納の増加など事業実施の公正さも揺るがすことになる。公社とし ても頭を痛めている問題とのことであり、保証人を市内在住者とするなど対策も講 じられているようなので、今後も適切に管理されたい。

3.桃山事業について

(3)

成 10年度から飲食店に貸し付けられている。近年、同記念館の入場者数の減少と ともに昼食利用客も減り、飲食店は経営維持のため基本的に「予約制」としている。 これでは利便施設とは言い難いため、今後貸付者への売却なども含め、本施設の位 置づけと将来について検討されたい。

4.生活バス管理運行事業について

平田生活バスの運賃収入が減る中で、経費(=市からの受託収入)が増加傾向に ある。都市公社は市のみの出資団体であり、一層の経費節減が必要である。 5.市有自動車管理運行事業について

本事業は、巡回バス(市ふれあいサロン事業)、幼稚園通園バス及びスクールバ スの運転を市から受託する業務であるが、いずれも当初契約どおりでいわゆるゼロ 精算されており、不自然に感じたところである。事務軽減の意味から、生活バス管 理運行事業も含めた中で調整されているようであるが、やはりそれぞれに精算する のが本来であり、実態に即した経理に努めるべきと考える。

6.提出書類等のチェックについて

監査を進める中で、決算報告書の記載誤り、減価償却費の計算誤り、業務見積の 単価設定誤りが見受けられた。事前に入念なチェックをし、ケアレスミスがないよ う気をつけられたい。

〔一般財団法人 出雲市都市公社 及び 出雲市財政部 管財契約課への要望〕 1.出雲市都市公社の将来について

平成25年4月1日の一般財団法人への移行によって、出雲市都市公社は再スタ ートを図った。しかしながら、各事業とも同公社で行わなければならない意義は薄 れつつあり、公益性を有する事業は霊園事業のみである。財団法人時の財産は公益 目的財産となり 1 億 9,650 万円にもなるが、公益事業にしか支出することができな い。この取り扱いを含め、職員の高齢化なども踏まえると、すぐとは言わないまで も近い将来解散もあり得ると思われる。今後、事業ごとに整理・縮小を図り、解散 に向けての道筋をつけていくべきと考える。

第5

決算の概要

〔公社の概要〕

(4)

平成 14 年に市有自動車管理運行事業、平成15 年に施設管理受託事業と市からの受 託事業を開始する。その間、昭和59 年 7 月 13 日に平田市土地開発公社の設立があ り、同年 7 月 14 日に「財団法人平田市都市公社」に名称変更。そして、平成 17 年 3 月 22 日の2市4町合併により「財団法人出雲市都市公社」に、さらに公益法人 制度改革により、平成25 年 4 月 1 日から「一般財団法人出雲市都市公社」となる。

〔事業の実施状況〕

出雲市都市公社においては、一般会計と6 の特別会計を有し、それぞれの事業を 実施している。

【一般会計】

①用地事業・・・公共事業等の推進を目的に先行取得した土地の管理、処分等 を行う。

②厚生事業・・・住民福祉を目的とする施設の管理、運営を行う。 【霊園事業特別会計】

市街地に点在していた墓地の郊外集積と慢性的な墓地不足を解消するため に造成した、741 区画の管理運営を行う。

【駐車場事業特別会計】

市街地の駐車場不足を解消するために整備した、収容台数 61 台の平田中央 駐車場の貸付及び管理を行う。

【桃山事業特別会計】

平田本陣記念館の利便施設として建築した施設を、「おたばこ桃山」として 飲食店「祥魚亭」に貸付け、運営する。

【生活バス事業特別会計】

出雲市から生活バスの運行を受託し、業務を行う。 【市有自動車運行事業特別会計】

出雲市から巡回バス(出雲市ふれあいサロン事業)、幼稚園通園バス、スク ールバスの運行を受託し、業務を行う。

【施設管理受託事業特別会計】

出雲市から「おたばこ桃山」に隣接する公園トイレの管理を受託し、業務を 行う。

〔公社の経営状況〕

(5)

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